2018HPF 関西創価高校観劇ブログ

721日浄土宗應典院にて関西創価高校の「ANSWER」を観劇させていただきました。

最初に舞台装置を見たときに舞台の奥に平台が並べられ、どのような演出をされるのかワクワクしました。すると物語が始まりすぐにその場が照明によって、一気に空間に色が付きました。教室・廊下・病院などの区別がとても分かりやすかったです。さらに役者の皆さんの演技と音響の効果によってさらにその世界に引き込まれ、役者が本当にその場所に立って話しているところが想像できました。

葉山先生を取り巻く人間関係がすごくあたたかく感じました。葉山先生が少しずつ心が打ち解けていく様子もよくわかるその反面、キザシの葉山先生に葛藤を与えるセリフはとても心をわしづかみにされ思わず、「葉山先生頑張れ」と応援したくなりました。個人的ですが、キザシ役の役者さんの演技力の高さに思わず「すごいっ!」と言ってしまいそうになってしまうぐらい演技に引き込まれました。

 生徒たちのそれぞれの思い、教師たちの胸に秘めた思いあるいは葛藤が真に迫る感じでとても素晴らしかったです。

 人を信じることについて考え直すことができる、共感できるところがたくさんあるとても面白い演劇を見させていただきました。

 関西創価高校の皆さんお疲れさまでした。ありがとうございました。

 

大阪産業大学附属高校 北殿友哉